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速報・MX ソケットのジェネリック品?をPCBAしたので検証

· 約6分

JLCPCB では長らく Kailh製のソケットが欠品していてPCBAできませんでした。
今回の注文時にもなく、ダメ元で検索したところ Hanelectricity 製の互換品を発見しました。
正直聞いたことないメーカーですが、互換品でもPCBAしてくれるならありがたいです。

ってことで早速注文して届いたので、検証してみます。

部品情報

Kailh 製ソケットが CPG151101S11-xx だったので、前から CPG151101 を取って検索します。
ソケットやスイッチなど、MX系の部品が検索されます。

検索結果 → https://jlcpcb.com/parts/componentSearch?searchTxt=CPG151101

下の方に Hanelectricity 製のソケットが表示されました。
MFRパーツ番号は Kailh と同じ CPG151101S11-16 ですが、JLCPCBのパーツ番号は C41430893 のようです。

仕様を見比べる

JLCPCB から仕様をダウンロードして見比べてみました。

図面を素人なりに読み解いてみると、各種寸法は一致しているので問題なさそう?でした。

価格

部品の価格が安い!

メーカー単価300個割引PCBA
HanElectricity5.93円4.27円エコノミック/標準
Kailh19.77円在庫なし標準

禊は34キーなので、10枚発注で340個なら単価4.27円で注文できます。
またPCBAでエコノミックが適用されるのも地味に嬉しいところですね。

注文

ネットで使用例を検索してみたところ、何もヒットしなかったので「これはいいネタになるぞ」ってことでさっそく注文しました。

Hanelectricity 製の部品は CPG151101S11-16 / C41430893 です。
データ入稿時にHanelectricity製を選択してPCBAまで発注しました。

届いた

12/26に発注して、1/7に到着しました!
年末年始を挟んでますが、中国における正月といえば旧正月らしいので通常営業だったっぽいですね。

以下、届いた実物の写真です(ピンぼけ多くてすみません)。
黒いほうが Kailh 製、青っぽいような紫っぽいようなのが Hanelectricity製です。

新基盤

青っぽい感じ

アップ

kailh製と並べてみる

ソケット面、HanElectrocity

ソケット面、Kailh

組み上げてみた

ソケットがPCBAされているので、有線利用のProMicroならはんだ付けは不要。
回路も前回と同様なのでコントローラの差し替えだけで動作しました。

差し込んだ感じどう?

Kailh Deep Sea(MX)でスイッチを差し替えたところ、ちょっと甘いかな?と思いました。
もともと Deep Sea は端子が薄いので Kailh 製でも楽に抜き差しできますが、それよりも気持ち緩いかな?くらい。
スイッチプレートありが前提ですが、普通に打鍵しててぐらつくことはなかったです。

同じ Kailh製の Speed Silver ではしっかりと噛んでいる感じがしました。

接触不良はある?

今のところ発生していません。
すべてのキーで順調に反応しています。

おそらく接触不良があるとしたらハンダが剥がれるとかだと思いますが、PCBAしてもらってるのでその問題もあまり気にしなくて良さそうです。

耐久性?

使い倒さないとわからないですが・・・
複雑な造りをしていないのでそうそう壊れるものでもないと思います。

まとめ

スイッチとしっかり接続できる、という点で問題なさそうです。
ぱっと見のチープ感やスイッチを差したときの感触は打鍵時には気にならないですし。

厳密には音などに影響しているかもですが、自分には変化は感じられませんでした。

安くてPCBAしてくれるMX互換ソケットが提供されたことはとても嬉しいです!
やっぱりはんだ付けしなくても良いのは自作キーボードを試すハードルが下がりますからね~

(BOOTHでの公開は1月中旬を予定しています!)